龍馬歴史館2階 龍馬有縁資料館では
11月1日(日)より
企画展「刀剣イズム」を開催しています
今回の企画展では
打刀5点、脇差5点、槍3点、
そして、作刀するうえで欠かせない
「玉鋼」も展示しています
今は、日本刀そのものを
身近に感じることは少ないですが、
慣用句には
日本刀が由来となっている言葉があります
今回はそういった
日本刀にまつわる慣用句を
いくつか紹介します
①「鎬(しのぎ)を削る」
意味:激しく争う
[旺文社 国語辞典より引用]
この言葉を映画やドラマなどで
耳にされた方も多いのではないでしょうか?
鎬(しのぎ)が強くぶつかり合って
削り取られるほど、
切り合うことが由来です
その鎬(しのぎ)は、
下の画像の刃先と
棟(むね 、又は峰(みね))の間にあります
②「切羽(せっぱ)詰まる」
意味:差し迫って土壇場になる
[旺文社 国語辞典より引用]
この言葉は、家庭や仕事など日常で
よく聞かれるのではないでしょうか?
切羽とは、
鍔(つば)を挟むように
装着されている薄い板金のことで、
鍔(つば)がたつきを調整し
柄(つか)に鍔(つば)を
固定させる役割があります
日本刀が由来の言葉は他にも、
「とんちんかん」
「元の鞘に収まる」
など多くあります
今は日本刀を振るう時代ではありませんが、
こうして言葉として
私達の身近に残っているんですね☆
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