大五郎（ブルドッグ）奮闘記

僕の名前は「大五郎」です。

2015年2月19日、新居浜に生まれました、父は日本チャンピオンです、母は、後2回の受賞でインターチャンピオンの資格が取れる「源氏」叔父の姉で、僕は源氏叔父さんの住む高知市行川に貰われて、美しい鏡川の支流沿いの山間でブルドックに精通した優しいご夫婦に見守られて、源氏叔父さんやイッパイの先輩犬に可愛がられて、今は30キログラムになった茶色と白の元気な男の子です。

僕は5月9日に新しいご主人の下へ行くことになっております。行川のご夫妻が僕を出すのを強く拒んだが、僕をどうしても欲しいと望んでくれる北村精男さんのところに行きます。北村家では雄ブルドックには代々「大五郎」を襲名させており、僕は5代目大五郎を襲名することになります。北村家は香南市赤岡町で四百年の歴史を持ち、3千坪の家地を構えた旧家であります。

ご主人である精男氏は、北村家9代目の当主であります。26歳で「高知技研コンサルタント」を起業し、無公害杭打機(サイレントパイラー)を発明し、その後「技研製作所」を創業して順調に発展を続け、東証一部指定を視野に入れる企業にまで発展しております。無公害工法の代名詞として世界36か国以上にその効能を広げております。特に国土防災の立役者として活躍すると共に“インプラント工法で世界の建設を変える”を合言葉に新生建設業界を牽引しております。

この度ご主人が、香南市野市町に有った(龍馬歴史館)を引き継ぎ、芸術・文化・技術・を総称した創造広場「アクトランド」として開園することになり、5月15日がグランドオープンです。僕はこの日に「アクトランドのマスコット犬‘大五郎’」としてデビューすることになります。早くも僕のお城は築城されており15日からは一国一城の主として、当館の一員として館の発展に有らん限りの力を尽くします。初代大五郎は、サイレントパイラー発明第一号機の開発に係り、ご主人を励ましたそうです。居酒屋「トンチャン」でパートナーの垣内保夫さんと食べた’豚足の骨’をイッパイ持って帰ってくれてご馳走になったそうです。

僕のお城の傍には「大きなブルドックの人形」が座るそうです、その間にできるサークルの中では何時も僕が愛嬌を振り撒いて、お客さんの関心を引き付けます、子供さんや、お爺さんお婆さんと仲良くなりフアンを増やして行くのは勿論のこと、社員の仕事ぶりや、お客さんの動向をつぶさに観察して、Twitterで報告します。人間さまだけでなくブルドックを始めイッパイの動物が僕に逢いに来てくれて、仲よく遊べるように願っております。早く東京進出を実現させて、僕のご先祖さんの待つイギリスに開園することが願いです。