「坂本龍馬 維新への軌跡とその想い」

2017年9月1日

企画展チラシ

本企画展では、龍馬の生誕地『土佐藩』を皮切りに、幕末の時代をつくり出し、龍馬に影響を与えた人物たちの史料を紹介します。河田小龍、武市半平太、木戸孝允など幕末を代表する人物とともに維新へ向けて進んだ龍馬は、彼らからどのようなことを学び、何を目指したのか―。龍馬が邂逅した人物の軌跡と、その時の龍馬の想いに迫る展覧会となっています。

■概要

  • 展覧会名 : 「坂本龍馬 維新への軌跡とその想い」
  • 会期   : 平成29年10月7日(土)~平成30年1月14日(日)
  • 開館時間 : 午前10時~午後6時 (入館は5時30分まで)
  • 会場   : 龍馬歴史館 2F・龍馬有縁資料館
  • 休館日  : 無休
  • 観覧料  : 一般 1,500円(1,350円) 高校生以下 800円(700円) 小学生未満 無料
    ※( )内、20名様以上の団体割引料金
    団体でのご来館の際には、事前に電話でのご予約をお願い致します(お問い合わせ:0887-56-1501)
    ※障害者手帳所持者と介護者(1名)、2割引
    ※JAF会員証、あるいはJAFデジタル会員証所持者、1割引(2名様まで有効)
  • 後援   : 高知新聞社、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、RKC高知放送、
           KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、香南ケーブルテレビ、(株)エフエム高知
  • アクセス : (地図をクリックすると拡大します)
    地図

■展示紹介

  • 初公開!刀剣展示

    陸奥守吉行 銘

    土佐の名刀「陸奥守吉行」

    今回、土佐の名刀「陸奥守吉行」を初公開します!本刀は、当館所蔵の「北辰一刀流長刀兵法目録」とともに保管されていたと伝えられている史料です。銘には「陸奥守吉行」と刻まれており、反り・波紋ともに吉行の特徴を有しています。
    刀工吉行(本名:森下平助)は、元禄年間に土佐藩へ招聘され、同藩の鍛冶奉行となります。「陸奥守吉行」と自称し、はりまや橋に近い東種崎町の仕事場で鍛刀したと言われています。吉行の作品は、土佐の刀のなかでも特に優れていると評されました。

    ※当日は、千葉家所用の刀「武州住藤原順重(ふじわらのぶしげ)」も展示します。

  • 龍馬が邂逅した人物たちの史料も続々。

    坂本龍馬は、33年という短い生涯のなかで、幕末の歴史をつくり出した様々な人物と邂逅しています。河田小龍、武市半平太、木戸孝允、西郷隆盛…、彼らとの出会いは龍馬に新たな思想と未来構想を与えたことでしょう。
    その軌跡を史料とともに紹介していきます。

    山内容堂公墨跡

    「山内容堂公墨跡」
    筆:山内容堂 

    獄中有感

    「獄中有感」
    筆:西郷従徳 

    松菊木戸公自作七絶

    「松菊木戸公
    自作七絶」
    筆:木戸孝允 

  • <原本展示>北辰一刀流長刀兵法目録

    北辰一刀流長刀兵法目録

    安政5年(1858)正月吉祥日付、千葉定吉政道(発給)、坂本龍馬(宛)

    この巻物は、坂本龍馬が安政5年に江戸桶町にあった北辰一刀流の千葉道場主・千葉定吉から授けられた長刀の目録です。龍馬の江戸修行時代の残存する史料は少なく、本史料は修行時代のようすを示す第一級の史料と言えます。
    企画展では、その貴重な原本を期間中公開しています!会場で、剣豪・坂本龍馬の軌跡をぜひご覧ください!

  • 聴いてわかる!海援隊出版「閑愁録」

    閑愁録

    「閑愁録」

    「閑愁録」は、土佐海援隊が出版した本の中で龍馬の生前に出されたものです。(文士は、長岡謙吉)
    今回その現代語訳DVDを期間中、企画展示室でお聴きいただけます。
    提供:京都佛立ミュージアム