「龍馬さんと数珠つなぎ!幕末を彩った絵師たち」

2017年12月16日

企画展チラシ

  本企画展では、少し趣向を変えて、歴史資料ではなく掛け軸や屏風などの絵画作品を展示します。
  土佐勤王党の盟主・武市半平太や、龍馬に海外の知識を授けた河田小龍、小龍や半平太の師である絵金…。土佐内外で活躍し、龍馬の時代を華やかに彩った絵画たちの作品を、龍馬から“数珠つなぎ”にご紹介します。春らしい飾りつけとともにお楽しみください。

■概要

  • 展覧会名 : 「龍馬さんと数珠つなぎ!幕末を彩った絵師たち」
  • 会期   : 平成30年1月20日(土)~平成30年4月15日(日)
  • 開館時間 : 午前10時~午後6時 (入館は5時30分まで)
  • 会場   : 龍馬歴史館 2F・龍馬有縁資料館
  • 休館日  : 無休
  • 観覧料  : 一般 1,500円(1,350円) 高校生以下 800円(700円) 小学生未満 無料
    ※( )内、20名様以上の団体割引料金
    団体でのご来館の際には、事前に電話でのご予約をお願い致します(お問い合わせ:0887-56-1501)
    ※障害者手帳所持者と介護者(1名)、2割引
    ※JAF会員証、あるいはJAFデジタル会員証所持者、1割引(2名様まで有効)
  • 後援   : 高知新聞社、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、RKC高知放送、
           KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、香南ケーブルテレビ、(株)エフエム高知
           香南市、香南市教育委員会
  • 協力   : 高知県立美術館
  • アクセス : (地図をクリックすると拡大します)
    地図

     

■展示紹介

龍馬も名を連ねた土佐勤王党の盟主 武市半平太

急進的な尊王攘夷思想を掲げて土佐勤王党を立ち上げた半平太ですが、絵画の分野でも才能を発揮し、多くの作品を残しています。

 

左)「武市瑞山獄中自画像」<写>

右)武市半平太筆「梅図」

梅図
獄中自画像

 

龍馬に海外の知識を教えた画人 河田小龍

アメリカから帰国したジョン万次郎の体験記を記し、龍馬に海外事情を説いた知識人として知られる小龍ですが、土佐を代表する画人のひとりでもありました。

松梅群鶴図屏風
松梅群鶴図屏風

河田小龍筆 「松梅群鶴図屏風」

 

 

半平太と小龍の師で土佐の祭礼文化を彩った 絵金

蝶と少女図

歌舞伎や浄瑠璃を題材にとった「芝居絵屏風」を作り出した絵金。芝居絵以外も様々な作品を残しています。

 

左)絵金筆「蝶と少女図」

そのほか龍馬の砲術の師・徳弘董斎、絵金の師・前村洞和、絵金の弟弟子・河鍋暁斎など多彩ま作品を展示!

 

  • 【限定公開!】

    高知県立美術館所蔵の絵金作品のうち、ひな祭りにちなんだ作品4点を期間限定で公開します!

    展示期間:2月24日(土)~4月15日(日)

    紙雛図
    紙雛図

    左)絵金筆「紙雛図」一部 右)絵金筆「紙雛図」一部

    所蔵:高知県立美術館