RKCラジオ「 土佐絵馬物語 」

この4月よりRKC高知放送ラジオで

「 土佐絵馬物語 」

という番組が始まりました☆

 

コメント 2020-05-14 174714

 

放送日 毎週木曜 

     午後2時10分~(10分番組)

再放送 毎週日曜

     午前6時50分~

❏ HPはこちらから☜

 

 

絵馬はご存じのとおり、

神社や寺院に祈願するときや

祈願した願いが叶って

お礼をする時に社寺に奉納する、

絵が描かれた木の板のことです

 

 

もともとは馬を献上していましたが、

やがて馬を描いた板に変わっていきました

 

 

私たちが現在手にする絵馬は

手のひらサイズのものが一般的ですが、

社寺に残された絵馬は大型の絵馬も多いです

 

描かれている内容も、

武者絵やお芝居などの物語、

また酒造りや漁、田植えなど様々です

 

②絵金絵馬

 

上記写真の絵馬は、

香南市赤岡町・須留田八幡宮の

絵金筆絵馬

「 鵺(ぬえ)退治 」です

 

 

絵馬は、

神さまや仏さまに奉納されたものであると同時に、

当時の人々のくらしをいきいきと伝えてくれる

貴重な歴史資料であるといえます

 

 

この番組では、

パーソナリティーの田村和郎さん

絵馬が残されている寺社を守ってきた

地域の方たちのお話をうかがい、

県内の博物館や美術館の学芸員ら

解説しています

 

 

5月7日、5月14日の放送では、

高知市鴨部、

高知西高等学校・高知県立国際中学校のそばにある、

郡頭( こおりづ )神社 

を紹介しました

 

解説はアクトランド学芸員・横田が担当しました♪

 

 

❏ 地図はこちらから☜

 

③郡頭神社

 

 

郡頭神社の夏の祭礼( 毎年7月21日 )には、

絵金派の描いた芝居絵屏風を飾っていました

 

神社の参道に

「 絵馬台 」といわれる山門型の台を組み、

芝居絵屏風を飾ります

 

一般的な絵馬の形態とは少し違いますが、

年に一度奉納する高知独特の風習です

 

毎回、絵馬台を組み立てるのに

3日ほど費やされるといい、

氏子さんの負担になってしまっているそうで、

近年は高知大学の学生さんたちが

この神社のお祭りのお手伝いとして

参加されています

 

しかし、残念ながら

郡頭神社の芝居絵展示は

平成30年を最後にストップしています

 

 

今回は、

夏祭りの夜を彩るこの風習が

また、見られる日を願いながら

紹介をしました

 

 

郡頭神社の祭礼では、

神社の参道に絵馬台を組み、

裏表に4枚ずつの芝居絵屏風をはめ込みます

 

参拝に訪れた人々は、拝殿に向かいながら

4枚の芝居絵屏風を鑑賞し、

参拝が終わると

その裏の4枚の芝居絵屏風を見ながら帰る、

という鑑賞スタイルです

 

④郡頭神社芝居絵屏風展示風景

 

 

この見せ方は各神社で異なり、

氏子さんたちの創意工夫が感じられます

 

各地域の芝居絵を飾る祭礼の分布については、

アクトランド絵金派アートギャラリーで

紹介しています

 

動画でも紹介していますので、

こちらもご覧ください♪

 

❏ YouTube動画はこちらから☜

 

 

当時の人々の願いが込められた絵馬、

また「 見せる 」ことが

氏子の楽しみでもあった芝居絵屏風

 

県下各地に残る、

そんな絵馬たちを紹介する

RKCラジオ「 土佐絵馬物語 」、

ぜひお聞きください♪

 

 

アーカイブでは、

❏ HP(☜こちらからどうぞ

で聞けるようになっています。

 

 

 

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